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一葉裏日誌 (プチコミックス)

一葉裏日誌 (プチコミックス)

一葉裏日誌 (プチコミックス)

作家
上村一夫
出版社
小学館
発売日
1986-04-01
ISBN
9784091780935
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一葉裏日誌 (プチコミックス) / 感想・レビュー

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コットン

上村さんの絵師的な画はいつ見ても魅力がある。特に相手を刺す特徴的な目に迫力がある。『一葉裏日誌』も捻りがあって面白いが『帯の男』の主人公の仕事が渋くって良いんです!

2022/01/10

あたびー

上村一夫の漫画には、言うに言われぬ哀愁が漂っている。主人公が主に女性で、彼女らが抱えるどうにもならない哀しみが、体の線に滲み出てくる。 樋口一葉は、本当にどうにもならぬ程の貧乏だった。着物の継ぎ接ぎを隠すために外出時は羽織を着ていたと言う(羽織は道行と違って屋内でも脱ぐ必要がない)。子供の着物には、必ず肩揚げがなくてはならない。それが子供である印で、京都の舞妓の着物もそのようになっている。それはそれとして、上村一夫の女達は着物が身に沿っている。これが今の漫画家にはほぼ描けない。完璧はただ波津彬子氏のみ。

2019/04/15

gorgeanalogue

読書停滞。久しぶりに劇画を読んだ。正直、あまり得意な画風ではないのだが(個人的な好みとしても一葉が女っぽく描かれすぎ)、小説と日記からこうした物語を作ることができるのは才能だ。

2024/10/27

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