夢の碑 (14) (プチフラワーコミックス)
夢の碑 (14) (プチフラワーコミックス) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi（葵・橘）
第十四巻、「雪紅皇子 その一 その二 その三 その四 最終回」の五話。作者さまがとても思い入れている（と勝手に私が想像申し上げている）”南北朝”の南朝の皇子二人のお話。魅力的な登場人物が沢山！二人の皇子”深日宮自天王”と”二の宮（映宮忠義王）”、ニの宮の忍部の”根姫”、二の宮の忠臣”振矢”、誰も彼も夫々に生き生きとして素敵です。背景に描かれた”空木”と”山百合”が如何にも吉野の深山の雰囲気を醸し出しています。あと、金峯山寺、その頃から変わらない姿に染染感じ入りました。
2017/07/04
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