サルでも描けるまんが教室 1
サルでも描けるまんが教室 1 / 感想・レビュー
山口透析鉄
スピリッツゴーゴーコミックスで連載の当時、買って読みました。 一応、マンガ入門っぽい作品なのですが、マンガ評論書でもあって、竹熊さんが無駄に身体を張っていて物凄かったです^_^;; だいぶ後年なんですが、下北沢の小劇場でこれを演劇化した作品を見て、かなり良く出来ていました。 ちゃんと、とんち番長を再現したりしていて、招待券をもらったらしい竹熊さんも褒めていました。 雑誌連載では「イカ天」よろしく、マンガ投稿の勝ち抜き大会もしていて、その辺も興味深く読んでいましたよ。
gtn
相原コージの才能もさることながら、竹熊の狂言回しがなければなし得なかった傑作。本書を購入した際、一頁一頁、味わいながら読み進めたことを思い出す。
2023/07/12
奴が岳魚
かなりハイレベルに客体化された漫画による漫画の解説書。でありながら、これ自体が濃密な、かなりエグいギャグ漫画でもある。整理された混沌とでも言うか、おおよそ唯一無二常識はずれな怪著であり、今現在見渡しても他に代わりが見当たら無い。が、いかんせん1990年初版なだけに、連載当時漫画好きなら共有できただろうパロディの元ネタを今現在の若者が読んで、すんなり伝わるか?と言ったら少し不安だ。が、漫画好きなら、世代を越えて、よじ登ってでも一度は読むべきだと思う。
2014/03/31
てろるまん
まんが教室という体裁をとった「評論」。とにかく絵も内容も濃くて、作者2人の熱量を感じる1冊。「このジャンルのマンガをこう捉えるか~」という新鮮な視点に感嘆符付きで感動する。今読んでもさして色あせていないことにこのマンガの凄みを感じる(いや、もちろん古臭さを感じる部分もありますが)。
2012/10/02
tkm66
未登録・約30年①
2021/08/09
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