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犬を飼う そして…猫を飼う

犬を飼う そして…猫を飼う

犬を飼う そして…猫を飼う

作家
谷口ジロー
出版社
小学館
発売日
2018-06-29
ISBN
9784091792563
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犬を飼う そして…猫を飼う / 感想・レビュー

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読特

「毎日散歩」「糞尿処理」「旅行に行けない」・・飼う前の甘い想定。でも、いつかそれが楽しみになる。しかし、どうしても克服できないこと、それが看取り。実話を語ったエッセイの中では、後から飼った猫三匹が先に逝く、前足に障害を持ったサスケが長く生きた。飼われたことが幸せだったろうか?そして、犬も逝く。その死が生み出した作品「犬を飼う」。日に日に弱っていく”タム”。寝たきりになりやせ細る。思い浮かぶのが若き元気なころの姿・・。ペットを飼うのは、人生の様々な出会いの凝縮図。いつかは誰もが死を迎える。そして、猫を飼う。

2021/11/09

drago @竜王戦観戦中。

ペットを飼うと必ずやってくるのが「死別」。経験があるだけに、よく理解できる。 ◆犬を見送り、代わりにやって来たネコが妊娠していて、賑やかな家族ができる。 ◆我が家のチワワも雌なので、家族が増えると楽しいかなぁと思ったり、家族が増えると予防接種等々に金がかかるなぁと躊躇ったり…。 ☆☆☆

2020/06/11

本木英朗

老いた愛犬を看取った。そして……行き場をなくした猫がやってきた!という話である。短編集だけれど超面白いし超悲しぜ。これはもう、谷口ジロー先生にしか描けないよねえ。またみようと思う。

2022/02/13

saga

本書のタイトルとなった2作品は、それぞれ読切として描かれた……とあとがきのようなエッセイを読んで、その短さに驚くほど濃い作品だと再認識した。仔犬から飼いはじめ成犬、老犬、そして犬を看取るまでを追体験し、最後は涙が流れた。動物を「飼う」と言うが、実際は作者が言うとおり「暮らす」のだ。我が家も保護施設から猫を1匹、そして、畑に捨てられた猫を1匹(当時は3匹が捨てられ、2匹は里親に引き取られた)と暮らしている。大変な時もあるが、癒されることの価値は計り知れない。

2018/07/25

たまきら

何度も読み返しているマンガですが、自分の所蔵している本には著者のエッセイがないので借りてきました。そしてまっすぐな文章に一泣き。サスケが自分の愛犬と重なりました。血統正しい犬をもらうつもりで当時事件記者だった父が警察署を尋ねると、「良い子犬」ははけて、お隣の肉屋の柴犬(こっちがオス!)とジャーマンシェパードの雑種しかいなかったのです。でも、彼は素晴らしい犬でした。ネコは拾わなかったけど…。我が家の猫は必ず彼が守っていたなあ。表紙の「ポチ」の愛情に満ちたサスケを見る目にじ~ん。

2019/03/01

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