美味しんぼ (97) (ビッグコミックス)
美味しんぼ (97) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
めしいらず
「京味」の名料理人、西健一郎氏再登場。稀代の名料理人だった父・西音松氏が遺した献立集「味で勝負や 美味い昔の京料理」。その中に息吹く父の生き様。氏はレシピの中から父の精神を確と受け止め、受け継ぎ、触発され、自分なりのをエッセンスを見つける。共通しているのは食材を敬う精神、無駄なく美味しい料理に仕立てる工夫、その為には一切の手間を惜しまない姿勢。奇を衒わず、本質を外さずにいるのは意外と難しい。本物の料理人はそうやって言葉でなく料理で語らうのだ。迷い苦しむ岡星とはるも解放されつつある。『究極の料理人”夏編”』
2017/12/10
再び読書
ハマグリにも産地問題がのしかかる。チョウセンハマグリはまだ日本在来種だが、流石にシナハマグリは近海で畜養したものを日本産とは言えないのでは?面白いエピソードでは、味わうのも度が過ぎたら、負の要因となる。少しの距離が難しい結果を生む。そうこうしているとはるさんまで、鬱に取り憑かれそうになる。そこで、岡星との連合治療にまたもや、西親子の夏編が登場する、春同様、手間暇をかけた料理と、材料を少しも無駄にしない精神に脱帽する。フグ皮でなすを包む発想も非凡過ぎる。また、未知の食材が余多登場する
2024/06/27
Riopapa
こういう料理は一生味わえないんだろうと思うとちょっと悲しい。下味の話は良かった。
2018/08/08
ユイ
難波さんの押し付けがましさはもはや災害に近い。よく首にならないものだ。
2010/09/15
阿輸迦
原作者雁屋哲の左翼臭が無ければ、グルメウンチク漫画として読める。娘のフィアンセに「やがて囲碁でもコンピュータが人間に勝つ時代が来る」と言われたくらいで結婚を認めないというバカ父親(プロの囲碁棋士という設定)なんて、存在しないと思う。いい大人なんだから。食べ物のこと意外は、本当に設定が甘い漫画だと思う。ヤマトハマグリは汽水域に、チョウオセンハマグリは外洋に開いた砂浜にいるんだ。白の碁石を取るハマグリは、日向ハマグリというんだ。勉強になった。ハマグリの雑炊、一度食べてみたい。
2013/05/31
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