宗像教授伝奇考 (5) (ビッグコミックススペシャル)
宗像教授伝奇考 (5) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
ミエル
今回は将門公が前後編、ククリヒメ、因幡の白兎、平家と河童。相変わらず、教授はフィールドワークや取材に出かけ、現地で自説を展開、因果に巻き込まれる。どれも良かったけど、特にラストの河童の考察が好き。
2023/03/12
月光密造者
「菊理媛は何を告げたか」の着想に唸る。屈葬との関連など、他に考えた者がいるのだろうか。古事記に僅か一文しか登場しない人物が、諸星と星野の伝奇漫画の両巨頭を魅きつける。この巻も粒揃いです。中でも「西遊将門伝」は、強引さは否めないが、宗像推理の真骨頂。諸星大二郎をライバル視しているのだろうなぁ、と感じる一冊でもあります。
2012/03/20
すしな
101.菊理媛の話が印象的でした。去年あたりブームになった映画「君の名は。」にも組紐出てきましたけど、死者と生者の境目というテーマも近いなと思いました。ずっと三葉はイザナミだと思っていたのですが、菊理媛かもしれないですね。
2018/12/09
初瀬川 翠
「西遊将門伝」は読み応えがありましたし「菊理媛は何を告げたか」、「冬の兎」も興味深かったです。菊理媛の話はじっとりとして底昏い雰囲気が感じられました。いやー面白かったです。
2013/10/03
machidataketomo
平将門、因幡の白兎、河童伝説など。
2022/01/21
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