岳 9 (ビッグコミックス)
岳 9 (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
hiro
9巻。「形見」遭難した父の形見を手にした息子は、きっとそのピッケルを持ってまた山に戻ってくる。「似たもの同士」笑顔が三歩にそっくりになってきたナオタ。「意志の宴」山ってのは人を変えるから…あるところまで山に登り続けると、人は絶対悪いことができなくなる。「牧の山と空」高校時代の牧、そして新たな挑戦をする牧。「雪のお宿」ナイスな雪洞。「大切な一枚」三歩が出会った五木田は、山で人の写真を撮る。それは…。「ひとりじゃないって」友達の結婚式に出席した久美は…。
2015/09/30
扉のこちら側
2016年932冊め。8巻までしか読んでいなかったシリーズを再開。父の遺品を捜す青年、山男たちの朗らかなお通夜、牧さんの迷いと決断、登山する人々の写真を撮るおじさん、久美ちゃんの成長。しばらく山に行っていないなあ。
2016/10/30
goro@80.7
牧さんのレスキューに掛ける想いが分かった。そして三歩とクミちゃんはどうなるのでしょうか!?
2019/06/29
めしいらず
山で出会った人と人の、ほんの短いふれあい。その時に交わされた他愛のないやり取りが、各々のその後の人生を動かすことがある。山の風景ではなく、そこで出会った人たちの写真ばかりを撮っている五木田さん。彼にそうさせる理由には、不運にも失われた命への哀悼があった。深い悲しみを背負ってでも、人生に生きる価値を見出そうとする人への共感があった。山での再会を喜び合える嬉しさがあった。思わず「ファンタスティーック!」と叫んでしまうような人生賛歌。「大切な一枚」
2017/03/05
momogaga
図書館本。第3歩の「意志の宴」が心に残りました。”山という意味でつながっているからな”山男の言葉は熱いな。それにしても読んでいる間中、ダークダックスの「山男の歌」が頭の中で響いていた。とほほ・・・
2016/03/19
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