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中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

作家
山上たつひこ
出版社
小学館
発売日
2009-01-01
ISBN
9784091824561
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中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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keroppi

ブックオフで見つけて。「がきデカ」の30年後。それぞれに年を取り、人生の荒波にもまれ、人間関係に悩み、それでも懐かしい子供時代に想いを馳せ人を思いやる。不条理なギャグも随所にはさまれるが、この作品の魅力は、年を経たものに分かる深さ。しみじみしてしまう。

2024/05/30

Vakira

中春とは二十四節期で啓蟄から清明の前日まで(3月4日~4月3日)のことだが、ここでは違います。多分、中年と青春を掛け合わせた、たつひこさんの造語なのでしょう。こまわり君といえば1974~1980年まで少年チャンピオンに連載された「がきデカ」です。「死刑!」「アフリカ象が好き!」とか「八丈島のキョン」当時、流行語大賞があれば大賞となるほど一世を風靡したのではないかと思う。記録でいくとあの少年ジャンプの発行部数を抜いた伝説の起爆剤となったともいわれているらしい。まぁ当時は「ドカベン」「ブラックジャック」も連載

2024/06/02

yumiha

『がきデカ』が大好きだった夫の本棚から発見。夫も私も年を取ったようにこまわり君も年を取っていた。中年の苦労やしがらみが妙にリアル。でもギャグのノリは昔のままで、何度も思わず笑わせてもらった。

2023/09/09

kei-zu

久しぶりの再読。 今や中年となり、メーカーで営業職を務める主人公。 当時の仲間や知人も相応に年をとっていますが、それぞれ苦しんでいる人間関係が妙にリアル。こまわり君と奥さんとの微妙な距離感の空気といったら! それでも、我らがこまわり君は(時に年齢による無理を重ねながらも)変態技で困難を突破していく様子が楽しい。

2021/08/25

阿部義彦

後篇を先に読んでしまったけど、初連載の前編を手に入れました。先ず登場人物の説明、西城君はモモちゃんと結婚して、ジュンちゃんは義妹になりました。こまわり君は圭子と結婚、義父は『光る風』の六高寺である、何よりも驚いたのは、栃の嵐(犬)の孫である栃の光が人間の女性と結婚して、割烹の板前になっていた事、栃の光には子供もいて、顔は犬になっています。ジュンちゃんは悪い男に翻弄されてバツ2になるわ、こまわりは本名山田で、会社では上司に良いように利用されます。偶然病院では阿部先生と再開し同窓会へと、大人は辛いよ!

2024/01/12

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