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桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル)

桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル)

桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル)

作家
近藤ようこ
出版社
小学館
発売日
2009-03-30
ISBN
9784091825285
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桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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ムーミン2号

あとがきで近藤さんは「この小説の内容がサッパリわからない」ので、「しかたがないので、わからないことに正直なまま、安吾が書いている通りに描いた」ということである。原作を読んでいないワタシには、安吾さんが描きたかったことがどれほどマンガとして描かれているかは分からない。けど、こちらも分からないことに正直なままマンガを読んで受けた印象は、最初はサッパリ分からん、その内、キーワードに「孤独」が浮かんだりした。それとは別に、満開の桜の下に「怖さ」を覚えた記憶がよみがえった。

2023/12/29

bakumugi

原作は学生の頃読んだきり。印象と違う気もするが、どんな漫画からでも作者の匂いが漂う、近藤さんらしい解釈の、いい作品に仕上がっている。この元妻は話をする人がいないのを寂しいというが、俺は話をする人がいるのが退屈だ…。ああ、そうなんだよな。無理してるんだよな…。山賊の独白に思わず魔に引きずり込まれている…

2018/07/25

たな吉

再読。涯がない。八人目の女房の美しいこと。

2014/06/11

yo

本屋にあったんで間違って全部立ち読みしてしまった。わりとちゃんと原作を再現しているようだった。漫画家自身がよくわかったとは言えない状況だったようなのでやむを得ないが、原作の漫画化以上のものはなかった。個人的には、漫画家さんなりの解釈を混ぜこんでもらいたかったなぁ。

2017/10/29

てんてん(^^)/

原作を読んでいないのでコミカライズとしての出来がどうなのかはわからないが、山賊の男が時に単純で愚かに思われ、また時に可愛らしくもあり哀れでもあった。そんな男の熱(?)と対する女の冷たさのせめぎあいが興味深かった。  読み終わって、満開の桜の中に立って何故か鳥肌がたつような気持ちを思い出してしまった。そしてまだ見ぬ今年の桜を思ってみる。

2010/03/03

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