PLUTO 豪華版 (8) (ビッグコミックススペシャル)
PLUTO 豪華版 (8) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
十六夜(いざよい)
手塚治虫さんのアトムをモチーフにした作品と聞いていたので、もっと陽気な、お助けロボット大活躍的な話を想像していたのに、ロボットの感情の起伏に時に切なくなりつつ読み終わりました。人間は科学を極め、より便利、より効率的を求めるけれど、それ故に生まれる歪もある事を認識しなければならないのかも…。結局悪者は誰だったんだろ。皆が加害者であり、皆が被害者のようだ。
2019/05/07
ワダマコト
素晴らしい。もはやリメイクというより、独立した作品という印象。
2014/09/20
ぐうぐう
「不思議だね、ロボットは……我々人間に涙を流させる。なぜだろうね」。この最終巻において、人間が、そしてロボットが、流す涙を私達は目にする。そこには、40年前に手塚治虫が「史上最大のロボットの巻」に秘めた想いと、その40年後の浦沢直樹と長崎尚志とによる現代的な願いが込められている。最後の最後まで、原作から微塵もブレることなく、アトムの物語を蘇らせた二人に感服! 史上最高のカヴァー漫画だ!
2009/06/19
ツキノ
「憎悪からは何も生まれないよ」
2010/05/10
風鈴黒餡
手塚世界に浦沢さんのサスペンスと世界情勢へのメッセージを加えた、素晴らしい作品だった。原作で次々に破壊されていくロボット達に感じたカナシミを、また別のニュアンスで深い所で感じられ、これって変だけどすごく幸せでした。最終巻でちゃんと収まっててよかったなあ。ラストも格好良くて好きだ。
2009/06/21
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