KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ブランカ (ビッグコミックススペシャル)

ブランカ (ビッグコミックススペシャル)

ブランカ (ビッグコミックススペシャル)

作家
谷口ジロー
出版社
小学館
発売日
2009-10-30
ISBN
9784091826848
amazonで購入する

ブランカ (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

MURAMASA

プロットは「シベリアからニューヨークの家族のもとへ、一頭の犬がすべての障害を退けながらひたすら走る」というひたすらにシンプルなもの。でも読み終えたあとにこれほど心が震えるのは、ブランカの躍動感と、アラスカの自然、そしてブランカという一頭の犬への家族の愛情が、谷口氏の圧倒的な画力でドラマティックに描き出されているからではないかと思います。25年前に著されたこの作品を今まで読んだことがなかったのは不明を恥じるばかりですが、この歳になってからこの作品に出会えたことは、幸せだったのかもしれません。

2009/11/24

yoruyuki

レーザーとかオカルト風の設定はなくても良かったんじゃないかとは思ったけど、ひたすら真摯にストイックに溜めて溜めて最後に一撃、という感じでした。良かったです。典型的な劇画の筆致に時折谷口ジロー絵が顔を出すのもなんか良いです。

2013/01/05

tomi

古い作品だが、谷口さんは近年の静かなタッチの作品しか読んだ事がなかったので、躍動感溢れる筆致が新鮮でした。

2012/05/17

kiji

犬が飼い主を求めて何千里と、ありがちなストーリーではありますが、演出と設定が卓抜で感動させられました。海外での人気も納得です。同時期にAKIRA、バオーという近いテーマのマンガあったことも興味深いです

2012/01/25

ぐうぐう

『事件屋家業』のタッチをまだ残す『ブランカ』だが、自然の壮大さと生き物の生命力を描いている点は、のちの『シートン』への萌芽が確かに窺える。

2009/11/06

感想・レビューをもっと見る