原色恋愛図鑑 (ビッグコミックス)
原色恋愛図鑑 (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぽんくまそ
おもしれー・・・東村アキコつながりで、初・松苗せんせ。ギャグ漫画家だとは知らなんだ。発行者が、バブル絶頂終期〜崩壊初期にビッグコミックスピリッツをトップにした凄腕編集者・白井勝也だね、さすがだわ。なんか、レディース漫画家・森園みるくが、売れっ子で描きすぎてネタがなくなっても、ムリヤリに奇想天外なネタをひねりだしていた頃のノリに、近いものがある。15ページの、自他ともに認める美貌で、自他ともに認める性格の悪い女が、幼なじみの男に嫌がらせををする嬉々たる顔、ホラーです。(ぽんくまそは男です)
2014/12/28
A.Sakurai
1990年前後に「スピリッツ」で断続的に連載したシリーズ.バブル末期にあたるのでその残り香がかなり強い.掲載誌を意識していたんだろうな.自伝マンガでネームを練り込んだと述べているからか,松苗あけみテンポの間とギャグ展開はいつも通りなのだが,ちょっとタッチが違う.男女関係がネタなのだが「結婚」へのこだわり意識が異様に強く感じられる.30年前はそんなものだったろうか.
2024/01/19
しぐれ
美人の恋愛、デブの恋愛…などなど恋愛の様々なかたちが盛りだくさん。 上手くいかなかったり悩んだりしつつ最後は落ち着くところに落ち着くのがすばらしい。
2012/09/06
ramblelazy
216ページ。ビックコミックスピリッツで月1か不定期で連載され、1992年2月に単行本化された、いろいろと複雑な事情を持つ、1話読み切りの男女の物語です。青年誌には珍しい少女マンガ家の連載だったのですが、少女マンガのようなあらゆるシーンでキラキラと光ったり美化したりはせず、男の気持ち、女の気持ちをズバッと赤裸々に描いていたのが印象的で、連載時はとても楽しみにしていたマンガの1つでした。
2011/06/24
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