美味しんぼ (104) (ビッグコミックス)
美味しんぼ (104) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
再び読書
時環境破壊について、一冊を費やした卷。干潟での環境は変えたが最後、元に戻る事が不可能なのが分かる。ナマズが美味いとは想像出来ないが、ウツボや、ナマコ等見た目で想像できない美味も経験済と思い出す。治水の観点で、効果が少ないダムの問題は奥深い。お題は沖縄、天竜川、豊洲、六ケ所村と多岐にわたる。色々考えるとこの流れは2023年の処理水問題にもぶち当たる。その後の卷でこの原発事故にも触れ、この作品が尻つぼみにフェイドアウトになる学者もご法度のドロドロの世界とも言える
2023/11/09
Riopapa
東日本大震災による福島第一原発事故や築地の豊洲移転が済んでしまった後で読んでいるので、予言が当たった部分とそうでないと部分が見える。
2019/12/31
ぐうぐう
食に関する問題提起をこれまでも積極的に取り上げてきた『美味しんぼ』だが、最新104巻では公共事業による環境破壊をテーマとしている。それを究極と至高対決のテーブルの俎上に載せるのは、正直やや乱暴な気もしないではない。とはいえ、ときにはこういう切り口で食を語るのにも意味があることは充分に理解できる。
2010/03/21
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
ある程度の脚色偏見はあるとはいえ、それにしても公共事業のひどさはこれくらいではないし、自然破壊をしても平気な大企業というか、そういう大規模公共事業がないとやっていけない企業はつぶれた方が良いと思う。
2010/03/14
ともり
環境問題を考えることは大切だとは思うけど、美味しんぼにおいて、食より環境問題に比重がいってしまうのならば、それは美味しんぼではない気がする。やっぱり食について山岡さんや雄山が偉そうに語ってるのが美味しんぼの面白さだと思うわけで。そういう意味でこの巻は微妙でした。普通に「全県味巡り」やらないかな。
2010/03/03
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