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僕らはみんな生きている 1 (ビッグコミックス)

僕らはみんな生きている 1 (ビッグコミックス)

僕らはみんな生きている 1 (ビッグコミックス)

作家
一色伸幸
山本直樹
出版社
小学館
発売日
1992-11-01
ISBN
9784091831019
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僕らはみんな生きている 1 (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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やわらか

連載時は海外でも仕事中毒の日本人サラリーマンをシニカルに描くところが強調されていたけど(映画版は特に)、今読むとむしろ「会社のために働く=自己実現」だった幸せな時代のファンタジーに読める。現在50歳ぐらいでそこそこの地位にある人の中には、いまだにこういう感覚の人が結構いそう。ともあれ、映画版と比較すると「日本人以外の視点」とエロスの要素を加えたコミック版の方が二枚も三枚も上手。このアレンジって一色伸幸の原作にあったのか山本直樹が自分で追加したのか知りたいなー。

2012/04/13

Yapuppy

再読。バブル崩壊前にみられた元気な日本の会社員達の肖像。仕事に没入することにより家庭生活や普通の世界にリアリティを失ってしまうビジネスマンには、普通の生活に帰る場所などなかった。主人公タカハシは理系くんで、当時自分が海外派遣される可能性があったので大いに共感して読んだ。1巻後半の"私たちの世代の日本人はみな、モンスタームービーを見ながら育ちましたので、空想家なのです"という台詞が心に残る。変なものにリアリティを感じてしまう人間を大量生産していたのかなと思うし、まだ同じようなことが続いているのかなと思う。 

2012/06/01

Seiren Kohiyama

すでに2・3度読んでいるけど、何回目でもおっもしろいな〜。もちろんそれは山本直樹おきまりのエロがあるからなんだけど、これが私たちが生まれて以来あり得ないようなサラリーマン・アクション漫画(なんだそりゃ)だからとも言える。どうやったって生きて行けるぜって雰囲気、いま生きてて周りから感じること少ないからね。

2013/02/09

Kavi

1992年単行本発行。すごく古いのだけど、エロス全開の山本直樹の作品ばかり読んでたから、サラリーマン奮闘記がすごく新鮮に感じた。バブルなカンジもあるし、今みたいにセクハラだ、パワハラだ、過重労働だ、労働者の権利だ、不倫不潔などと騒ぎ立ててたら、おまんま食えない時代。逞しさに懐かしくもあり。続きを読みたいが、積読が増える一方なのでまた今度。

2018/10/02

ryu16

名前だけ知ってた映画をhuluで。そういや漫画もあったよなと購入。

2016/08/13

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