岳 12 (ビッグコミックス)
岳 12 (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
hiro
12巻。「父帰る」主人がいなくなる山小屋とやさしい山男達の話。「サイレント・ナイト」こんな夜もみんなのために山にいる三歩。「空飛ぶ夢」いつも牧のそばにいるパイロットの青木の話。この巻で一番印象に残ったのはこの第2歩。「気持ちがあれば」言葉が通じなくても気持ちがあれば。「孝行」介護。「$4」岳では時々でてくる身勝手な人が登場。本当に嫌な気分だ。こうはなりたくない。「山のボーダー」自分達は大丈夫という安易な行動が遭難につながる。岳では繰り返し出てくる話だが、今回はボーダー。三歩はスキー場のリフト係でバイト中。
2015/10/09
めしいらず
間近に迫った人生の終焉。きっと最後になるであろう心許した人たちとの再会。その目には涙ではなく、優しい笑みが湛えられている「父帰る」。チームの男どもの遠回りな心配り。それは間接的にしか知り得ないのだ「$4」。山バカの山じい。山を愛する余りの、小さな変化を見逃さぬその洞察力は超一流。友人たちを山へと誘うイジワルな殺し文句も、ね「山じい」。心配する親の気持ちを知りながら、あえて距離を置く。そうやって人として、男としての地歩を固めていく「空を飛ぶ夢」。
2017/06/05
扉のこちら側
2016年942冊め。『空を飛ぶ夢』の彼が誰なのか、最後まで気づかなかった。本当にいろいろな人間ドラマを楽しめる作品である。息子を山で亡くした母が認知症になり、息子の友人を息子と間違える、そしてその友人も亡き友の振りをするという話が切なかった。
2016/10/31
goro@80.7
そうだねぇ三歩は寅さんだねー。惚れちゃうけど一緒には住めない男だわね。山と結婚したんだよ。クミちゃん山男には惚れちゃいけないぜ😌
2019/08/28
かおりんご
クリスマスの話がタイムリー。いつでもみんなのことを考えている三歩は、ほんとナイスガイです。いよいよナオタの山デビューも近づいてきました。牧さんの「・・・クリスマス」に笑った。
2014/12/24
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