どうらく息子 (3) (ビッグコミックス)
どうらく息子 (3) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
かっぱ
銅ら美、銅ら壱の今後の成長が楽しみ。これを読んでいると、寄席での生の落語が聴きたくなる。
2012/03/18
Yuji Hamano
まだまだ自分の落語量がたりないなと反省しながら、おもしろくて一気読み
2015/04/18
ぐうぐう
師匠ひとりひとりに着物の畳み方がある。お茶の好みがある。前座として楽屋修行が始まった銅ら壱のしくじりと、それをフォローする銅楽師匠や仲間達の温かみ。それで物語を進めていくのだけれど、尾瀬あきらは単なるお涙頂戴に貶めない。高座に上がった者にしか知りようがない、座布団の右側に何十年も掛けて噺家達によって扇子で突かれたことによってできた傷跡に象徴されているように、落語の厳しさと深みが読者を魅了する。そして、厳しくあるがゆえに成長していく若者達を、この漫画は誠実に応援しているのだ。
2011/10/31
elkcopoloc
Kindle期間限定無料版。作者の粗忽長屋に対するツッコミは笑った。落語はファンタジーもあるからなぁ。
2015/03/23
Hideki Katagiri
落語家の修業は、人間性の修業である!! 『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる新境地の意欲作第3集。関谷翔太こと惜春亭銅ら壱(せきしゅんてい・どらいち)が寄席の楽屋に入って修業を始めます。師匠の惜春亭銅楽(せきしゅんてい・どうらく)に怒られるだけではなく、楽屋ではたくさんの先輩落語家から叱られます。銅ら壱達前座は、そして少しずつ成長していくのです。第3集では「牛ほめ」「粗忽長屋」などお馴染みの落語が丹念に描かれており、また「落語家の世界」が垣間
2015/03/28
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