どうらく息子 4 (ビッグコミックス)
どうらく息子 4 (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
師匠と弟子、その師弟関係に生じる理不尽さは、弟子間にも起こる。しかし、その理不尽を最終的に飲み込めるのは、それが修行だからであり、それがやがては自分の財産になるという思いがあるからだ。そして、百の理不尽の中で、自分の存在を認めてもらえたたったひとつのエピソードが、すべてを救うという事実。銅楽師匠の「淀五郎」を聴きながら、そでで涙を流す弟子の錫楽。いやあ、うまい! つくづく、落語という世界は、尾瀬あきらに合っている。
2012/05/04
かっぱ
落語家だけに言えることではなく、すべての人生は修行の連続と思わせられる。弟子だけでなく、師匠と呼ばれるようになっても、自分を磨き続けること、そして、後から来た人を正しく導くための修行が待っている。
2012/04/20
めいけふ
本格?落語漫画のひとつ。相変わらず主人公の与太っぷりが自分と重なってしまう。大変なときって気を配る、他所様の了見になるのはなかなかできることじゃないな。そんなことを思い読んでいたら今回は兄弟子の錫らくがやらかしてしまう話。師弟って今は少なくなったけど不思議な関係。
2012/03/30
takumi
修行時代を想い出す理不尽さと身につまされる理不尽さ。根っこには愛が必要ですね!
2013/03/27
だんぼ
ちょっとずつ主人公が成長していく姿がリアルがなぁと思います。
2014/02/01
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