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リボン-RE-BORN (ビッグコミックススペシャル)

リボン-RE-BORN (ビッグコミックススペシャル)

リボン-RE-BORN (ビッグコミックススペシャル)

作家
榎本ナリコ
出版社
小学館
発売日
2005-06-01
ISBN
9784091848178
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リボン-RE-BORN (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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むーむーさん

「死」をテーマにした短編集。読んでて少しだけ死が身近に感じられたような気がしたがこれってあぶないのだろうか?

2015/08/08

こたた

力がある。画風と作風が合致しているのが作家の強み。「死」というテーマは活字ではありふれすぎており、『リボン』のお話も文字に起こせば目新しいものではない。しかし、本作についてはまるで退屈しなかった。それどころか随所に奥深い情緒を感じずにはいられない。文字から空想するのと違い、絵にはやはり具体的な破壊力がある。蠱惑的、あるいは儚い少女の吸引力を利用し、読者を一瞬にして感情移入に持ち込む技術に舌を巻く。感性が強い作家で、それは絵にも表れている。必要に応じて多彩なアングルで描くアイデアと意気にセンスの良さを見る。

2012/12/20

xxxkayuxxx

ちょっとだけ死んでみて、生きる価値を感じてみる。全編最後はわずかに希望の光があって、僕にはすこし、眩しい。

2011/12/15

クマリカ

センチメントの季節/センチメントの行方で知られる作家さん。 両作は空虚な生を性を通じて描いていた。 性は刹那濃密な生をもたらすけど、少し自己を手離すため死に近づく面を持つ。 本作は空虚な生から死を直視している。 結局生きる意味は自己からは隠されていて解らず、他者からは生きる価値を見いだされるのではないかと作者は後書きでおっしゃってる。 生死性に関する長年の考察が結実して名作だと思う。 強くおすすめします。

2020/09/07

ソラ

飛び降り自殺に失敗して入院する少年・鳥羽を、“わたしも飛んでみたい”という少女・鷺沼が見舞いに訪れる「飛行少年と呼ばれて」。片想いの相手が交通事故死したことを嘆く少年・笹野の前に、その娘が幽霊となって現れる「彼女の思い出」など

2012/05/04

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