重版出来! (1) (ビッグコミックス)
重版出来! (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
mitei
出版社の内幕を知る事のできる一冊。こんな熱く仕事をしたいなと思う。社長もすごいなしかし。丸々見開きで出て来て笑った。
2016/06/13
hiro
毎日新聞夕刊の『漫画:この1年』という記事で、編集者の側から漫画と漫画家を見る話として、この漫画が紹介されていた。今まで書店員、出版社営業マンや文芸編集者の小説は読んできたが、この新米漫画編集者の漫画に興味を持ち、小学館のサイトでこの本の冒頭を読んで購入した。この漫画を一言でいうと、主人公黒沢心が漫画編集者として成長していく、スポ根風味のお仕事漫画。心だけでなく、社長の久慈や営業の小泉など他の登場人物のエピソードも含めて面白く読めた。初めて聞く言葉だけれども、重版出来っていい言葉だ。続けて2巻も読みます。
2013/12/14
匠
めちゃくちゃ面白かった!舞台は週刊漫画誌の編集部。担当編集、漫画家、書店スタッフ、出版社の営業、さまざまな人の情熱はもちろんだが、幽霊と呼ばれていた営業マンの成長ぶりに、後半は涙が止まらなかった。読む前まであまり興味がわかなかった自分を叱りたい気持ちになったし、漫画を本と認めなかったり、漫画を読むことは読書じゃないと思ってる人にも是非読んでいただきたいと思った。幼い頃から柔道一筋だった主人公の女の子がこの編集部に入社して、色んなことが動き出すのも胸がすく。読んだ後、元気をもらえる作品で、今後も楽しみ!
2013/08/12
yoshida
じゅうはんでき!かと思ったら、じゅうはんしゅったい!でした。出版社で女性社員というと、「働きマン」を思い出す。柔道でオリンピックを目指してた黒沢が怪我をして出版へ就職。出版業界で、如何にしてヒット作を出すかの流れが興味深い。仕事イコール人生では無いが、人生の大部分を占める仕事。しんどくても楽しめると良いですね。良作だと思います。
2014/10/12
よっち
ケガにより柔道の道を諦めて、社長を一本背負いして出版社に内定を得た黒沢が、編集に配属されて体当たりで仕事に取り組んでゆく物語。何もわからないところからスタートしながらも、熱い気持ちでぶつかる黒沢によっていつの間にか周囲も巻き込んでゆく展開は心を大きく揺さぶりますね。いろいろ難しい時期に来ている出版業界ですが、もっと頑張らないといけないなと思えた一冊でした。
2016/05/06
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