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白土三平 ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグコミックススペシャル)

白土三平 ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグコミックススペシャル)

白土三平 ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグコミックススペシャル)

作家
白土三平
出版社
小学館
発売日
2013-03-29
ISBN
9784091850782
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白土三平 ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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上品過ぎて僧侶のような寺

冒頭の短編『ざしきわらし』は良いなぁ。老いた忍者の優しさ。その後忍者物が続き(どれもスピード感があり面白い)、大戦のスケッチ『戦争』、動物もの『野犬』がある。この『野犬』も佳作だ。動物と子供の交流だが、所詮動物は動物だと思わされる。白土三平の世界を満喫できた短編集だった。オススメします。

2013/11/22

月世界旅行したい

「野犬」のすさまじさ。掲載した編集も偉い。

2014/04/10

ra0_0in

どれも面白いが、やはり現代ものである「戦争」と「野犬」が目新しく感じた。本書に納められた「ざしきわらし」や「七方出」などはまさに珠玉の短編といった感じだが、貸本という性質ゆえか、短編のわりにどことなく雑な部分も多くて、それはそれで面白い。編者解説を読んでも、どのような基準で作品を選んだのか、いまいちピンとこなかったのだが、個人的には「階級闘争」のイメージが強い白土三平の、実存主義的な側面が納められているような気がして興味深かった。巻末の作者インタビューが短いながら、彼の作品への良い導入になっている。

2013/08/28

aodake

荒涼としてる。とても面白い。前半、他人のために生きることで救われる人の姿に慰められます。

こらぴし

白戸三平と言えば忍者物(ある部分で奇人変人大会のような)と思っていたけど、それだけでは無かった。 いろいろな作品を描いていたんだね。 解説文を読んで気づいたのは、戦後のマンガや文学、絵画などの文化を構築したのは、戦時中に圧力を受けていた左寄りの人々が中心的であったということ。 なるほど、それはそうだな。

2013/09/18

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