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もうひとつのMONSTER (ビッグコミックススペシャル)

もうひとつのMONSTER (ビッグコミックススペシャル)

もうひとつのMONSTER (ビッグコミックススペシャル)

作家
ヴェルナー・ヴェーバー
長崎尚志
浦沢直樹
出版社
小学館
発売日
2002-06-21
ISBN
9784091852793
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もうひとつのMONSTER (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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GaGa

漫画の後日談的小説。まあ、何となくうまくやるなあ、というのが率直な感想。巻末に「めざめる怪物」の絵本が載せられていて、これが読めたのはよかった。ところで「闇のドルン」を今度読んでみたいのですが、無理ですかねえ(笑)

2012/06/27

Y2K☮

ノンフィクションを騙ったアナザーストーリー。もしヨハンが登場してインタビューに応じていたら、カポーティ「冷血」の影を踏んでいたかも。本編では十分に描かれなかったあの男の背景と才覚に慄く。絵本の朗読会で子どもを洗脳し、名前を奪ってからの言葉の刷り込みと反復で人格を改造して操り、挙句に人と人を自在に恋に落とす術まで生み出した。ヨハンが怪物ならこの男は悪魔だ。だがさすがの悪魔も自らが恋に落ちることまでは制御できなかった。ボヘミアとドイツの歴史、チェコの共産化、プラハの春などに関してはいずれ腰を据えて勉強したい。

2018/01/21

眠る山猫屋

副読本ではない。『モンスター』をなぞる展開だが、冒頭を飾るのは未解決の殺人事件。いや、未解決ではなく、一応解決した事件だが、ザルツブルクで起きたこの事件とヨハンの事件の共通性を探るジャーナリストのリポートという体をとる。そう、副題のとおり“もうひとつのモンスター”を探す旅なのだ。ルンゲ警部がジャーナリストの足跡をたどってくれる事を祈って、長い長いモンスターを探す物語に幕を閉じよう。

2016/07/01

OCEAN8380

MONSTER読み終えたばかりでたまたまブックオフに行ったら置いてあったので買っちゃいました。読んで見て素直に面白かったです。冒頭の斧殺人から度肝を抜かれました。そしてラストはぞくっとしてしまった。

2016/07/01

Rie

本編を読了後、数年経ってしまった。けれどあの時感じた衝撃が蘇ってくる。この世界に迷い込んだ気がする。

2017/05/29

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