どうらく息子 (9) (ビッグコミックス)
どうらく息子 (9) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
「噺家を諦めろ。お前には向いてない。」度重なる失敗を繰り返す銅ら壱に、師匠銅楽は破門を宣告する。それでも銅ら壱は、あきらめきれない。多くの周囲の人達の優しさに触れたから。師匠のことを尊敬しているから。何よりも、大好きな落語をやめたくはないから。険しい道である。でも、自分が信じ、夢が見られる道でもある。前座3年を経験し、二つ目目前の銅ら壱の噺家人生はリセットされ、1年目からやり直しとなる。この厳しい処罰にも、「破門じゃなかった」と感謝し、涙する銅ら壱がいる。その涙の意味を、忘れるな、銅ら壱!
2014/02/01
Y2K☮
「ビッグコミックオリジナル」を毎号買っているけど、コミックスで読むと結構話を忘れている。ちょうどいい時分に単行本になってくれた(笑) 銅楽師匠も夢六師匠も他の兄弟子もみんな温かい。それも銅ら壱の人に好かれる才能なのだろう。「悪いことをしない代わりにいいこともしない。そんな無難なつまらない優等生になるんじゃねえぞ」は私も密かに肝に銘じています。やっぱり表現者は強烈な個性とか人間臭さを持ってないと心に響かない。キレイやカッコいいだけでは、すっと通り過ぎるだけで何も残らないのだ。「落語カフェ」はぜひ行きたい。
2014/01/30
びびとも@にゃんコミュVer2
三歩進んで、三歩下がるか~。でも、その三歩は無駄ではないと思う。
2014/02/14
まーだむ
銅ら壱、前座壱年目からやり直しの巻。慣れって本当に怖い。銅ら壱の心境にひたすら共感した巻でした。
2014/05/31
緑虫@漫画
★★★★
2017/01/30
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