重版出来! (7) (ビッグコミックス)
重版出来! (7) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
yoshida
フリーの編集者である鈴木さんの仕事、担当している漫画家への想いに感心した。フリーの立場で編集長に反対するなど、ここまで体を張って仕事に打ち込める姿勢は素晴らしい。さらにその仕事が大好きなところは、まさに「天職」と言えるだろう。売れっ子の高畑も実はマンガ賞をとっていない。マンガ賞への焦燥。黒沢の電話で奮起する高畑の姿に安心。不穏な空気が流れる中田君の身辺。子供時代の情景が描かれる。福祉事務所からの電話で次巻は中田君の過去が掘り下げられると予想。遂に7巻。驚く展開は減ってきた様に感じるが、安定して読める作品。
2016/04/03
hiro
最近の『重版出来!』では、グラビア写真修正のプロ、ブックデザイナー、製版のプロ、書店員、地方の書店、校閲と、出版界のいろいろなところをみてきたが、編集者と漫画家いう本筋?の話しに戻った第七巻。中田伯、高畑一寸、山縣留羽と全くタイプの違う漫画家の話、そしてフリーの編集者鈴木の話と、それぞれ読みごたえがあり、特に『音の作法』は、実際にあれば読みたいと思う。そして第四十一刷のラストは、中田のことが心配で早く第八巻が待ち遠しくなる「ヒキ」でした。芸達者な俳優達を集めたドラマの方も観ようと思う。
2016/04/02
あん
高畑先生の賞に懸ける熱意と焦りと、黒沢の「ファンが先生の賞です」には感動しました。あと、ヒキに釣られて、続きが気になって仕方がなくて買い続けている漫画がたくさんありま。。編集さんにまんまと仕組まれていたんですねぇ。そして今回もヒキつけられてしまいました(笑)
2016/06/16
Hitoshi Mita
今回もなるほど〜と感心しましたね。単行本のヒキの話とか目から鱗でした。確かに単行本は買うけど連載は読んでないってありますからね。今回もいつにも増して内容が濃かったなぁ〜高畑さんの気持ちもわかる気がしますね。賞が全てとは思わないけど、賞によって評価されるというのは力になりますからね。中田くん今回もハラハラされられました。ラストのヒキがまた気になります!うら重版出来面白かった!
2016/05/12
佳音
なんくるない話であった。感動は薄め。次回はどうする? 新人天才漫画家 中田伯!である。
2016/06/24
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