007 黄金の銃を持つ男 復刻版 (ビッグコミックススペシャル)
007 黄金の銃を持つ男 復刻版 (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
ぶんぶん
【再再読】いよいよ、さいとう版・007の最終巻。 やっと007の世界観を掴んだ感じ。 マネー・ペニーや「М」との絡みも合ってきた、序章からボンド登場まで映画のシーンのような展開を見せる。 黄金銃の使い方がいまいちだったが最後の決闘シーンは魅せる。 お色気なしの007、何とか見られるようにしたのは、流石さいとう・たかを、拍手を送りたい。 殺し屋の武器の使い方など「無用ノ介」のシーンに同じ物が使われていてこの頃から考えていた事が判る。 さいとう・たかを、素晴らしいプロデューサーを亡くしたと思う。改めて合掌。
2023/01/21
ぶんぶん
改めて、さいとう・たかおの構成力に脱帽。 007を見ないで独自の世界を構築する和製007。 ボーイズ・ライフ連載だからお色気は無いけど見事にスパイ物に仕上がっている。 それに、このスマートさ、時代を感じさせないスピード感、復刻して良かった。 タイトルの黄金銃、出番が判りづらい・・・(笑)
2016/07/09
パンダプー
007に詳しくないため、「ゴールドフィンガー」と勘違いしたままよみすすめるも、?がでっぱなしで、ゴールドフィンガーではないと途中で気付く。しかしながら、多分映画の黄金銃を持つ男とは違うから気にせず読み終わったが、確かにゴルゴの原点と言えるのかも。
2016/01/17
ぶんぶん
【再読】徐々に007の形式に変化して来た。 Mの使い方からマネーペニーまで原作らしさが出て来た。 スカラマングがどうも役不足のようで実力者の貫録が無い。 ボンドの活躍はさいとうアクションで快調に飛ばしている。 ゴルゴのエピソードや無用ノ介の物まで、いろいろ工夫している。 しかし、そのエピソードに出て来るキャラクターまで一緒と言うのはエピソードとセットで考えているのか。 最後の一巻になってしまったが、さいとう版・007はアクション劇画として最高である。 007と名乗らないと掲載できなかったのが残念。
2020/04/10
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