あげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)

アマニョッキ

高橋一生が広瀬アリスに薦めたとウワサの漫画。ストーカー×不倫×SFというぶっとび(死語)設定だけど、嫌いではない。おいしそうな素材をすべてご飯のうえにのせて生卵かけときました的な感じ。2巻も読みます。

2018/02/17

よっち

高校時代からストーカー的に想いを寄せる境先輩とアルバイト先の喫茶店で再会を果たした高月かのん23歳。世界の英雄で他の人のモノな先輩を想う、ストーカー女子の痛すぎる恋の物語。まあ客観的に見ちゃうと諦められないストーカー気質の痛い女の子で、けれど8年ぶりに再会した先輩に健気で切ない恋する物語でもあって、謎のゼリーとの戦いで傷つく度に「修繕」され変容していく先輩の変わってゆくもの変わらないもの、周囲との関係の変化もまたとても気になりますね。衝撃的なラストにはビックリしました。

2017/05/22

しましまこ

なんだコレは？先輩に片想いのストーカー女子。会話まで録音、かなりヤバイ。かと思えば爽やか国民のヒーロー的先輩はSLC（異星生物対策委員会）特務部隊の隊員。そう、舞台はエイリアンの来襲で破壊された東京。隊員はたとえ戦いで足や腕をなくしても『修繕』ですぐ元通りになるらしい。『修繕』毎に変わる思考、昔はなかったホクロがあったり、また消えたり･･･ストーカー女子に爽やか笑顔でグイグイ迫る先輩（妻持ちらしい）もまたヤバイ。どこに行くんだろこの話？

2017/08/05

JACK

☆ 異星生命体「ゼリー」の侵略を受けている世界。ゼリーが現われると特殊部隊SLCの戦闘員がそれを撃退する。そんな世界でも日常は続く。高月かのんは高校時代の先輩である境に8年間片思い中。しかし、境はSLCのエースで妻帯者。どれだけ好きになっても、世界のヒーローで美人の奥さんがいる先輩が振り向いてくれるはずがない。でも、かのんの働くケーキ屋さんに来て、彼女をデートに誘うのはどういう事なのか。ストーカー気質の女子と世界を救うヒーローとの不倫？の物語。世界設定と主人公の性格だけでグイグイ読ませる面白さ。

2016/06/15

トラシショウ。

積読消化、読み友さんの感想から。「ゼリー」と呼ばれる異星生物の侵略に晒される世界。これに対抗する組織SLCのエースとして世間からも注目される学生時代の先輩・境と、彼に八年越しの、ストーカーレベルの崇拝にも似た恋愛感情を寄せるスイーツショップ店員のかのん。過酷な世界観の刹那的な空気に感化されたかの様に接近していく二人の距離にときめきながら、それでもかのんは思いを馳せずにいられない。彼は人類にとって本当のヒーローで、想いを寄せ続ける先輩で、何より結婚しているのだから。とても奇妙な読み応え(以下コメ欄に余談)。

2017/04/19