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ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖 (4) (ビッグコミックススペシャル)

ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖 (4) (ビッグコミックススペシャル)

ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖 (4) (ビッグコミックススペシャル)

作家
星野泰視
アガサ・クリスティー
出版社
小学館
発売日
2016-05-30
ISBN
9784091876959
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ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖 (4) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

劇場でのDの殺人直後にナイフを持った姿を目撃され、図らずも逃亡した阿辺力が遂に逮捕される。状況証拠も、証言も推論、推測も、全てが彼こそが真犯人「ABC」だと指し示すなか、英久保の中の灰色の脳細胞だけは異なる答え、そして信じがたい秘められた真の動機と、卑劣極まりない犯人を炙り出す。日本人キャスト、2.26事件直後の日本に舞台を変えての異色のコミカライズ、堂々完結。クライマックスのロビーからの電話を仕込む時、絶対英久保見たこともない悪い顔してたよな(笑)。最期まで充実の読み応えだった(以下コメ欄に余談)。

2016/06/09

T.Y.

これにて完結。第4の殺人が起こり、阿部が逮捕される。事件は幕引きに見えたが、英玖保はこれで終わりとせず…。はっきり二重人格の語を出すなど阿部の異常性に答えを求める解決をより念入りな形で描き、また阿部と被害者遺族・まり子との関係を入れる等して彼の描写を深めているのは実にいい感じ。原作を読んだ時にも真犯人の印象は薄かったが、あまり印象は変わらず。正当派すぎるせいか。ただその設定と謎解きの伏線は古典の名に恥じず、コミカライズとしても上出来だったかと。さらっと阿部定を絡めてくる辺りも、時代背景を活かしていて秀逸。

2016/06/14

タリホー

ABC殺人事件は本巻で解決。原作のプロットを崩さずに当時の日本の情勢を組み込んでおり、解決部の展開も見事であった。阿部がコンプレックスとしていた名前に関する部分の改変も良かったが、本巻で意外だったのは、当時日本を震撼させた殺人者である「もう一人の阿部」が登場し、僅かではあるが阿部と関わる事。なんともニクい演出である。もし再び原作をコミカライズしてもらえるなら、私は『葬儀を終えて』を所望する。でも『愛国殺人』の方が動機が日本の風土に適していそうである。

2016/05/31

yk

いやー!ふつうにおもしろかった!この王道ストーリー!いいね!

2018/01/31

あねさ~act3 『秋の夜長にガッツリ読めれば良いなぁ』

古本110円。購入。 完結。前の巻買ってから間開きすぎた~。 原作知ってる話なのにキャラクターの顔覚えて無い😅 え?阿部定? もう一回1巻から読み直そう。 シリーズ物をバラバラで買うと毎回そんなことに……。

2019/12/29

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