アダムとイブ (2) (ビッグコミックス)
アダムとイブ (2) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
異色のコンビで送る、透明人間と五感に優れるヤクザ達の一夜限りの死闘の結末。まさか深夜の高級クラブで性行為に至る透明人間の男女、なんてモノを見る(見えませんが)事になるとは思わなんだよ(笑)。最後の最期にどえらく明後日の方向にぶっ飛んだけど、タイトルを考えたらそれすらも当初のシナリオ通り、と言う事か。度肝を抜く意欲的な構図で描かれる凄まじいバイオレンス描写、終盤にジャンルがひっくり返る山本英夫の奇想天外なシナリオ、超絶難度の作画要請に答える池上遼一の入魂の作画でスゴい作品が完成した(以下コメ欄に余談)。
2016/09/01
Dai(ダイ)
どんな話でも、絵力で読まされちまうぜ。
2017/09/28
hannahhannah
透明人間の男女は二人とも物凄い怪力。ヤクザたちもひとたまりもない。しかも二人が公衆の面前でおっ始める始末。小保方さんみたいな容姿の双子の研究者も登場。高次元や量子力学などで説明しようと試みる。終盤でタイトルの意味が分かった。完結。
2016/11/01
コリエル
もう終わりかよ。残念だなあ。なんか無駄に壮大な話になって終わった。まあ、このオチなら無駄に長く続けるよりは2巻ぐらいでまとめておくほうがいいな。
2016/10/08
紫雲寺 篝
完結。戦いの末、ついにスメルが直接対決する事に。未知の臭いと臭いへのスメルの執着。五感を超えたスメルは……!?飽きないバトルと、最後まで読ませるSF染みた設定が、局所的に壮大な話のように思えてどう受け取っていいかよくわからない。ただ物語の始まりのように物語が終わっていく感じは良かったな。1巻のわかりやすい連続バトルから、スメルの戦いをメインディッシュに据えて、最後に謎の一つの解釈を提示する、という構成と、透明人間の仕組みなどについても面白い解釈で、不満はなかったが頭が追いつかないのが本音だなぁ。
2018/08/05
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