カムイ伝全集 第一部 (2) (ビッグコミックススペシャル)
カムイ伝全集 第一部 (2) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
AICHAN
図書館本。白土三平の作品で読んだことのあるのは『サスケ』だけだった。「♪来るぞ 来るぞ 来るぞ 手強いぞ 行けよ 行けよ 行けよ 負けるなよ〜」という主題歌でアニメにもなったもんね。『カムイ伝』の存在は知っていたが、連載されていたのがビックコミックスという大人の雑誌であり、私はまだ小学生か中学生のころだから、読む機会がなかった。少年のあのころに読んでおけばよかったと悔やまれてならない。読んでいれば、あるいは非差別者たちのために何かしようと思い、そういう仕事を選択していたように思う。
2016/06/21
出世八五郎
これはリバータリアンの話だと思う。1巻のレビューでイデオロギーを警戒すると書いた。しかし、それは別の見方も出来る。本書で描かれる江戸暗黒期(※本書で紹介される百姓・非人ルールなどは事実で、描かれてる残酷大名などはエンタメと考える。)の領主への反抗や憎しみのエネルギーは、本書が人気を誇った時代、全共闘などにエネルギーを与えたと思う。現代の人間にも怒りというエネルギーを与えると思う。※江戸暗黒時代という認識は80年代ぐらいまであったらしい。【ネタバレ】カムイを殺したのは絶賛するが、双子の弟設定は許せない。
2016/01/13
gtn
身分の低い者は強くなるしかない。弱者を搾取する者は、暴力をもってでも倒すべき。本書が当時の学生運動家を感化したのも分かる。
2024/04/27
さっちも
めっちゃ面白い
2022/08/18
樋口佳之
非人について中学生位の話しか知らなかったので、弾左衛門の件が読み取れてなかった
2016/12/09
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