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カムイ伝全集 第二部 (4) (ビッグコミックススペシャル)

カムイ伝全集 第二部 (4) (ビッグコミックススペシャル)

カムイ伝全集 第二部 (4) (ビッグコミックススペシャル)

作家
白土三平
出版社
小学館
発売日
2006-06-30
ISBN
9784091878694
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カムイ伝全集 第二部 (4) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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みさと

あくどい手配師たちに痛めつけられている無宿人を助けた竜之進は、彼らと共に河原のスラムに住み着くことになった。何とそこには顔と名を変えたカムイが。スラムには次々と人が流れ着いてくる。食い詰めて逃散した百姓、無頼の牢人etc。ふとした縁から幕閣で重きをなす堀田正俊が竜之進を訪ねてスラムへ来る。しかしそれが事件をもたらす。堀田と対立する老中酒井忠清が裏から手を回しスラムを襲撃、破壊してしまう。同じ頃、江戸城で将軍御側衆の一人が謎の自害をする事件が。再び流浪の身となった牢人衆を率いた竜之進は、九十九里浜を目ざす。

2024/09/19

田中峰和

4巻にしてようやくカムイ登場だが、変装のため別人の顔。まだまだ竜之進の主役の座はゆるがず、プロレタリア革命への道を邁進する。逃散した百姓と浪人たちは酒井忠清の策略でスラムを追い出される。一方、代官・錦丹波の親不孝息子・源之助は記憶を喪失したまま、漁師村で働き、なんとかまともな人間になろうとしている。将軍の起床から食事・着替えまでの時間が紹介され、あやつり人形同然の彼らの暮らしがわかる。現実の権力者である老中たちの駆け引きで、貧民はさらなる不幸に追いやられる。日置藩から江戸に移り、物語のテーマは大きくなる。

2020/12/03

aki

カムイは、そこにいたのかあ。食い詰めた牢人、百姓、日陰者らが集まったスラムが舞台。笹一角も、ここに身を寄せていた。一角とカムイの出会い。カムイは変装しているが、姿格好に疑いを抱く一角。老中筆頭の酒井忠清の野望が動き始める。その影響はスラムにも及び、スラムの牢人らが捕縛されている間に取り壊されるスラム。なにやら大掛かりな陰謀が企てられているようだ…という緊迫の展開。スラムの住人たちの行く末も気になるが、主人公たち、笹一角、宮城音弥、冬木道無・アヤメ親子らが、どうなるか、気になってしようがない。

2023/04/23

チョビ

サブ登場!危険を犯してでも竜之進の傍にいる事情はおいおい…なんでしょうか?また、犬公方?綱吉就任のプレ闘争として、譜代大名の争いも描かれるが、誰が勝つかは自明のため、ちょっとシラケるが、それでも魅せる、カムイと竜之進の主人公イニシアチブ闘争に賭けることにします!

2019/01/24

kinoko-no

ようやくカムイが…

2011/08/16

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