海獣の子供 (3) (IKKI COMIX)
海獣の子供 (3) (IKKI COMIX) / 感想・レビュー
Vakira
この巻は殆ど映画では表現のなかった話。地球と海と宇宙。かなり壮大になっていく。大SFだったのか?海と空はホモ・サピエンスとは別に進化した人類?空と海の幼児時代 捕獲の話。ジム、アングラード、デデの出会い。幼児の空と海がジュゴンと一緒に泳ぐ姿だけでも見ていて感動してくる。流花は大海の鯨共に・・・出番は少ないが、鯨と一緒に登場するその画面絵は素敵。
2019/07/23
JACK
◎ 海の底へ消えた少年、空。彼を探し求める少年、海。そして、空に引っ張られるように海に潜る琉花。そこに空と海の保護者であるジムや、二人に興味を持つ天才少年のアングラードも絡んでいく。物語は空と海の二人の過去編へ。一番印象的なのは、「医師にして呪術師、占い師にして航海士」である謎の女性デデ。彼女のセリフがとても哲学的で深い。展開は遅くてハッキリしないし、これといった面白い山場もない。でも引き込まれる、先が気になって仕方がない不思議な物語。
2017/12/07
ぽぽ
魂と生死、宇宙…人間が感じられる事なんて、ほんの一部分に過ぎない。
2019/07/16
活字スキー
【記憶は伝わって伝わって、わたしの気持ちものせて。また……伝わっていく……】目の前で空が消えたショックから「魂落ち」になってしまう琉花。ジムよりも彼らに近いアングラードの力を借り、何かに導かれるまま外洋へ向かう琉花と海。海(水)を通じて垣間見る、世界の創世神話に挑もうとするジムやアングラードの過去。声なき聲、曇りなき眼が誘うその先は。
2021/08/15
Toshi
夏休みに、琉花が出会った不思議な少年、海。彼らを中心に、海が、世界が、そして宇宙が回りだす。漫画でしか表現できない世界があることを、五感で感じることのできる作品。何度でも読み返したくなる。
2021/06/16
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