さらい屋五葉 8 (IKKI COMIX)
さらい屋五葉 8 (IKKI COMIX) / 感想・レビュー
鱒子
捨てるべきものは捨て 大事なものだけを携える、素敵な最終巻でした。みんながそれぞれ重荷を分担した結果になっております(まあ八木様と仁の荷が重過ぎる気はしますが)。政は本当に素敵な男になりました。弥一はやっと人になりました。さて、本作の前日譚にあたる「ふたがしら」を手に入れたので、こちらも楽しみ!
2019/09/06
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
二人の男の過去からの解放と再生の物語、完結。イチと政、出会いは必然であった。イチにとっての「弥一」が政であるように政にとってのそれはイチにあった・・・それぞれに求めていた物は違ったはずなのに、二人の未来には信頼と絆が生まれている。表紙の政が始まった頃のイチのようだ。これからだよねという感じの終わり方がとてもいい。
2011/10/08
呉藍
家族と絆と居場所。なんて優しくてあったかい言葉でしょうね。希望のある終わり方で良かったと思う反面、西での再会シーンまで見たかったとちょっと我儘を思っちゃいました。政はほんとにしっかりしてて、いつの間にか五葉を繋ぎ止めるまでに。そして八木様、どうもありがとうと言いたいです。みんな間違いばっかりだ。それでも幸せは巡ってくるんですね、誰の元にも。
2010/10/01
kei@名古屋
ずっと続いて欲しい物語の一つになりました。居場所を求め続けた五葉。帰るべきは場所ではなく居場所、家族、絆。この終わり方にも納得。そして西へ・・・
2010/10/01
福猫
<再読>とうとう最終巻。長いようで短かった五葉の世界。使えるかもしれないと、拾ったはずの政に最後は救われるイチ。救いは訪れるんダヨ。絶対。そう信じて読み進めてヨカッタ。はぁぁぁ。この世界観を『ふたがしら』で楽しめると思うと、感慨もひとしお。
2010/10/30
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