どうらく息子 (16) (ビッグコミックス)
どうらく息子 (16) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
師匠に兄弟弟子、ファンに恋人と、噺家・銅ら治を支えてくれる人々がいる。そんな銅ら治を、そもそも噺家へと導いたのは父だった。父が用意した三百人の大舞台。そこで銅ら治は「火事息子」を披露する。観客席で涙する父。その父を袖で見て、もらい泣きする銅ら美。そんな姐さんを見て、さらに泣く銅ら治。涙の連鎖は、絆の連鎖だ。そして落語を通じた、愛の連鎖でもある。
2016/12/03
またおやぢ
親子の関係、男女のもつれ、師弟関係の機微など、人情話に重きが置かれたシリーズ第16巻。世の中はもちともたれつ、誰かが誰かの、何かが何かの影響を受けて成り立っているのであって、それに気がつくのは得てして支えられていることに気づいた時である...錫楽の根多「まめだ」が暗喩するのは、大切ななにかの喪失への複線なのかもしれない。
2016/12/22
あさひ.a
「まめだ」という噺が気になる。
2017/10/21
刷子筆男
今巻も尾瀬あきららしい、いい人情話なんだけど、どうも「坊主頭で面長のキャラ」の描き分けができてないような気がする巻。みんな似てて行きつ戻りつしてしまった。
2017/01/01
おりひら
ストーカー騒ぎ、なんか妙な展開に発展しているな。 今回は、父と子の話が多かった印象。
2016/12/10
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