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みずほ草紙 (3) (ビッグコミックススペシャル)

みずほ草紙 (3) (ビッグコミックススペシャル)

みずほ草紙 (3) (ビッグコミックススペシャル)

作家
花輪和一
出版社
小学館
発売日
2017-02-28
ISBN
9784091894403
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みずほ草紙 (3) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「人間の目は、全てを見ているようで、実は半分も見ていない。」見えていないものの正体は、モノノケのように思えてしまうが、実はそれだけではない。共同体の中で生き抜いていくために、虐げられた人々は知恵を働かせる。その知恵は虐げる者達には見えてはいけないものなのだ。「裏馬頭」の怖さは尋常ではない。不幸を幸せに変えるための知恵は、憎悪を超えるがゆえにおぞましさを内包している。だからこそ、決して見えてはいけないのだ。

2017/03/05

DRAW

執着に対する恐ろしさ。花輪漫画でしか体験できないものがある。唯一無二とはこのことか。

2017/11/21

アメヲトコ

花輪版遠野物語、待望の新刊。もののけたちよりも恐ろしいのは人間の心だったり。「裏馬頭」「猿の経立」あたりはとくにぞくっとします。

2017/04/16

5〇5

どろどろの業の深さを思い知り 清き眼(まなこ)の娘(こ)に救われる

2022/09/02

ねくろう

どうしても業が深いばっかりだな。 平安とか刑務所の話はまだ遠いヨソごとだったけど、「みずほ草紙」なぁ。近所でむかし、ほんとうにあったことを でぃふぉるめ して聞かされてるみたいでなぁ。知らねえおれはわからねえけど、知ってるやつは「ああ、あれなぁ。あん時はなぁ、ハハハハ!」とか言ってそうな感じで、なぁんか むずむずむずむず すんだよなぁ。正直、ニガテなぁんだけど、読み出して途中で止めるとよけいに むずむずむずむず してくるから、よけいに「や!」になるんだよなぁ。落ち着かねぇんだけど、とまらねぇんだよなあ。

2017/05/07

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