あげくの果てのカノン (5) (ビッグコミックス)
あげくの果てのカノン (5) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
よっち
高校時代の片想いから8年。境宗介に恋い焦がれ想い続けた高月かのんの恋は、結果として永田町を大混乱へと導く最終巻。葛藤し続けた初穂と境による決着と、永田町から逃げ出したかのんのその後。初穂は何か吹っ切れて良かったなのかなと思いつつ、一方ですっかり変わったように見えて実は最後まで全然ブレてなかったかのん。これはこれでとてもらしい結末でしたけど、何か弟くん頑張ってたのにあれはちょっと切なかった…。
2018/06/17
なっぱaaua
こう畳むのね。「あげくの果て」というのはそういう事だったんだ。SF的にはゼリーの話やSLCの闇の話ももう少し書いてくれたら嬉しかったのですが。10年後のかのんが一応まともな生活をしていて、何だかホッとしました。
2018/06/29
しましまこ
完結。ありゃりゃゼリーの謎は?わからん…
2018/06/16
はるな
全巻まとめ買い&一気読みです。 高校時代の先輩・境宗介に8年もの間思いを寄せる高月かのん。先輩はその特殊な仕事上、心変わりを繰り返していく。それでも変わらずに彼を好きでい続けるかのんの恋の行方。 「人は心変わりから逃れられない」。だからこそ、一途なかのんがかわいいし素敵だと思う。その反面、苦しくもなる。先輩以外を好きになってもいいのにと思ってしまう。変わらずにいること、変わっていくこと。それらの喜びと苦しみ、そして恋とは何か、ということが描かれていると感じた。
2018/08/01
みるく
1人の人に何年も執着できるほどの恋が羨ましい。とは言えされた側からしたら決して許すことなんて出来ない。「SF」設定だから出来た「不倫」の話でこんなに面白く一気読みできるなんて思わなかった。人の思いは「変わる」ものでもあるし「変わらない」物でもあるのでしょう。それにしてもヒロもかなりの一途だよね!
2018/10/22
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