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紅い花 (小学館文庫)

紅い花 (小学館文庫)

紅い花 (小学館文庫)

作家
つげ義春
出版社
小学館
発売日
1976-04-20
ISBN
9784091905024
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紅い花 (小学館文庫) / 感想・レビュー

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とみやん📖

つげ義春ワールド全開の作品群だった。旅先での物悲しい出会いや出来事が中心。雪深い土地や山深い土地、温泉、海など、自然を感じることができる。あとがきでの本人のコメントによれば、井伏鱒二が好きとのことたが、影響を受けているのが分かり、収穫だった。 それにしても、日本の地方の懐かしい風景が、漫画となって残されていて、写真や絵画と異なる風合いながら、つじ作品はきちんと記録性を有していると思った。

2020/11/08

勝浩1958

不思議な世界観でした。

2023/12/15

antidog

○2

2009/08/16

09z1!

紅い花はわずか十五ページの短い作品だが、サヨコと旅人、マサジの三名がどういう背景で邂逅し、どこへ向かうのか、くどくど説明もしない作品だが、読み手のイメージに委ねる作品。過去に映像化もされ、佐々木昭一郎さんが手がけた記憶がある。古本屋と少女も銀河ドラマになり、幼少期に垣間見た長期記憶がある。海辺の叙景は切ない中にも、森田童子の歌詞の世界に通じる抒情が漂い、2人の男女が名乗らないまま夜の海で再会し静かに最後の見開きページで唐突なエンドマークを打つ。何度再読しても飽きない作品集である。

2021/10/20

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