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バナナブレットのブディング (小学館文庫)

バナナブレットのブディング (小学館文庫)

バナナブレットのブディング (小学館文庫)

作家
大島弓子
出版社
小学館
発売日
1980-12-20
ISBN
9784091907264
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バナナブレットのブディング (小学館文庫) / 感想・レビュー

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ochatomo

漫画文庫でカバー装画は川井輝雄さん 「綿の国星」の前年作品で、主人公の髪型は猫耳ふうとの独白あり “自分を隠す”ことを他人との関わりの中で遂げようとする風変わりさが魅力で、つき離さない態度を周囲がとるのが救いとなる 『バナナブレッドのプディングは はがしてしまいたいすりきずの かさかさかさぶたの味がした かさかさ枯れ葉の味もした』 大判で再読したい 初出1977年 1980刊

2022/01/27

ガジ

吉本ばななの『キッチン』が影響を受けていると言われるコチラの作品。衣良ちゃんが不思議ちゃんにしか読み込めなかったのだけれど、御茶屋峠(ほんと不思議な名前)さんと幸せになれてホッとした。なんでだろうね。あとかさぶたの味ってどんなだろう。パサパサしてるんかな

2022/11/26

サト

「世間にうしろめたさを感じている男色家の男性」、恋人を得よという助言に理想の相手を訊ねられこう答える衣良。昔馴染みのさえ子ちゃんは兄である御茶屋峠を男色家と偽り隠れ蓑同士の結婚生活を仕立て上げる。恐ろしさ寂しさ生きにくさと折り合いをつけられない衣良を思う御茶屋兄妹が優しい。反面、衣良の母の悪気のない心なき言葉が苦しい。そりゃ姉に依存するわな。

2024/09/27

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