源氏物語 (4) (小学館文庫 まB 4)
源氏物語 (4) (小学館文庫 まB 4) / 感想・レビュー
maekoo
源氏物語 牧美也子 4巻 初版第1刷発行は3巻と同じ 小学館文庫 全6巻の4巻 ゆったり全巻再読中 今回は想いや哀しみが深まって行くエピソードいっぱいで、原作の巻名以外の作者の命名した巻名が秀逸! 「蒼炎」は、車争いを描いた部分は葵の想いと御息所の心情描写はもとより、桃園式部卿宮が葵祭観覧の為桟敷席を設け朝顔の君と観ていて朝顔の君が車争いを目撃し、御息所に心を寄せる部分等、後のエピソードへ続く伏線が描かれていて流石は牧先生の筆跡が冴えわたっています! ⇒続く②
2022/06/01
感想・レビューをもっと見る