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雪紅皇子 (小学館文庫 きA 16 夢の碑 6)

雪紅皇子 (小学館文庫 きA 16 夢の碑 6)

雪紅皇子 (小学館文庫 きA 16 夢の碑 6)

作家
木原敏江
出版社
小学館
発売日
1998-07-01
ISBN
9784091912268
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雪紅皇子 (小学館文庫 きA 16 夢の碑 6) / 感想・レビュー

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安南

谷崎潤一郎『吉野葛』から思い出し、再読。吉野といえば桜が有名だが、こちらは雪が印象的。埋められた自天王の首が雪中より血を噴き上げたという伝説、漫画ではどのように表現されていたか…。それは、首そのものが(自天王ではなく弟宮の)雪の中から現れる美しいシーンとして描かれていた。他に、弟宮の幼少期などを描いたスピンオフ作品も。

2015/01/08

cica*

室町時代、吉野の山奥で打倒足利を誓う南朝の末裔たち。鬼娘の根姫が出会ったのは帝の弟、映宮であった…というようなお話。後南朝の悲劇(表題作)と、番外編の「水琴窟」「上ゲ哥」収録。映宮の幼少期を描いた「上ゲ哥」が一番好きかも。歩鳥のなんといい女なこと。しみじみ。

2012/02/09

Mei Murakami

木原敏江さん、という方を初めて知った。いわゆるジャケ買いで、表紙の絵に惹かれて買ってしまった。が、まさに読みたいと思っていた物語だった。儚さと強さが入り乱れており、人があまりにも人らしく面白かった。

2015/03/07

ユキ@うろちょろ

碑シリーズでも特に好きな二人。強くてはかない美しさがいい。根姫と皇子が可愛くて、見ててほっこり幸せな気持ちになる。

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