杖と翼 第1巻 (小学館文庫 きA 24)
杖と翼 第1巻 (小学館文庫 きA 24) / 感想・レビュー
はるを
読友さんから紹介して頂きました。フランス革命モノは池田理代子さんの「ベルサイユのばら」が一発でとどめを刺してしまった印象があったので、着眼点と斬新さの妙技と「よくぞコレを描いた。」という心意気と度胸にただ、ただ、驚かされっぱなしで終わってしまった一巻でした。しかし、この国王処刑後のフランス(後に恐怖政治と言われた)もあまりに酷い。酷過ぎるため逆に笑ってしまった。「うるさいクソ坊主‼︎こいつも反革命者だ、処刑しろっ‼︎」アデル、リュウ、ファーブル、死ぬんじゃないぞ。二巻へ。
2016/08/10
ちゃりんこママ
革命後のゴタゴタ恐慌時代が背景なのは、面倒だし面白味無さそうと思ってましたが、ロベスピエールに恋する少女が主人公なので、なかなかです。政治がらみを理解するのが面倒で木原作品のスピード感が無く、連載当時は好きになれなかった。まとめて読むと面白いかも。
2018/07/13
ミナ
名画がちょいちょい作中に出てくるけど、演出としての効果は絶大!フランス革命を知りたければ、やはりこの辺りも知っていないとダメなんだろうなぁ。女台風がこの混乱するフランスにどんな嵐をもたらすのか楽しみ!
2017/12/07
fumio
木原敏江さんの作品らしく、主人公がエキセントリックですが、フランス革命を人民側ではなく、貴族側や革命の反対派からの視点がわかるように描かれていて、おもしろい作品でした。恋愛ものとしても、ためが効いていて良い感じです!
2010/01/17
菜実
と〜っても素敵で面白い。本当に美しい世界観。世界史で習ったけどイマイチ分からなかった革命以後がわかります。ベルバラとあわせて読むと網羅出来る。
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