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水が氷になるとき (小学館文庫 にA 2)

水が氷になるとき (小学館文庫 にA 2)

水が氷になるとき (小学館文庫 にA 2)

作家
西炯子
出版社
小学館
発売日
2004-04-15
ISBN
9784091913623
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水が氷になるとき (小学館文庫 にA 2) / 感想・レビュー

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好きそうだからと読友さんから薦められて読んでみた。西さんの初期の頃の作品だそうで今と作風は多少違うものの、原点を感じさせるモチーフがいくつもあった。1970年~1980年代の高校生や大学生を描いていて、当時の社会背景やファッション、ヘアメイクなんかも興味深かった。ジャンルとしては匂い系とも言えるのかなぁ。一見飄々としてクールだったり、生真面目で繊細なのに大胆だったり、そんな少年や青年たちの心理描写がなかなか細かい。表題作はもう少し掘り下げて欲しかったけど、「ここへおいで」と「もうひとつの海」が好みだった。

2014/09/30

青龍

Kindleにて。雑誌では部分的に読んでいる作家さんなのに、コミックで読むのは、多分初めて。こういう雰囲気いいなあ!(特に女性の)ファッションとか髪型とか、懐かしいなー、という部分もあるけど、思春期の少年達の焦燥感や不安感が上手く作品に乗っている。掲載誌が「June」というのにも懐かしさを感じたわ。

2017/10/02

珂音

主人公は嶽野なのに何故か漂う脇役オーラ。いろんな事で身動き取れないとき、煮詰まっちゃった時、嶽野に出会えた人は幸である。誰かにとっての救世主みたいな存在だなと思った。

2012/05/28

芙蓉

嶽野義人という魅力的などこか放っておけない男。彼と出会った様々な人々。意識して恋してともに笑って泣いて。青春期に癒えない消えない傷を残して。表題作の「水が氷になるとき」と「ここにおいで」が好き。

2021/10/01

林 一歩

レンタル本。久しぶり過ぎて、ほぼ初読状態。BLのはしりか。

2014/08/30

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