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いたいけな瞳 (1) (小学館文庫 よE 12)

いたいけな瞳 (1) (小学館文庫 よE 12)

いたいけな瞳 (1) (小学館文庫 よE 12)

作家
吉野朔実
出版社
小学館
発売日
2004-09-15
ISBN
9784091915320
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いたいけな瞳 (1) (小学館文庫 よE 12) / 感想・レビュー

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鴨のオレンジソース煮

いったい何年ぶりに手に取ったのだろう。繊細で優しい印象的な絵がやっぱり好きだ。登場人物の心情が細かく汲み取られていて、潔癖なイメージがする。子供らしからぬ、大人らしからぬ、誰でも持っていそうな共感できる感情に引き込まれる。ゾっとする話もあり、グッと悲しくなる話も、プッと吹き出しちゃう話も上手。まだまだ読んでいない本も沢山あるが、これからも新しい話をもっともっと描いて欲しかった。お亡くなりになられてとても残念で悲しい。

2017/12/14

還暦院erk

全巻大人買い。本日第1巻爆読読了。第2話は昔読んだことがあった…。美しく花いっぱいなのにしんしんと怖い世界…。第7話p293「今回は相撲部屋モノですか とってもどすこいですね」「そう ホモこそ少女の自己完結した世界にふさわしい…」というやりとりも昔読んだことがあったようだ(でもオチにはビックリした)。こういったさりげないユーモアとシニカルさが吉野先生の持ち味だったなぁ。意外にも画面が白く(当時としては)大ゴマも多いのだが、手抜き感の一切無い繊細な作画が見事!カラーページ全部天然色で見たい(涙)!

2019/04/27

tamako

「ラブレター」「幼女誘拐」「愛の名のもとに」「自殺の心得」「愛が怖くてテロができるか」「おとうさんといっしょ」「少女漫画家の瞳には三等星の星が光る」何度読み返しても完璧な短編たち。

2024/06/23

きさらぎ

短編集。この人の感性は相変わらずすごい。

コリエル

電子書籍版を買って久し振りに読んだけれど、全く色褪せない鮮烈な短編集。全部凄いのだけれど、あえて挙げるなら幼女誘拐が印象的。「すこしだけ 死んでみる」とあの角を曲がった幼女がどうなったのか。うす寒い余韻がいつまでも残る。

2016/04/06

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