いたいけな瞳 (4) (小学館文庫 よE 15)
いたいけな瞳 (4) (小学館文庫 よE 15) / 感想・レビュー
還暦院erk
全巻のどの表紙も正に「いたいけな瞳」のつややかさに吸い寄せられるようになる。本巻も素晴らしい。第21話:モテて強気で羨ましい。オチが効いてたね。第22話:こんな生気の無い瞳の女性に3人もの男が惹かれる不思議。父はともかく、兄まで。第23話:そっくりな男2人の関係は…??第24話:百合の花とバレエストレッチのコマが印象的。恋愛心理よぉわからん。第25話:この扉絵カラーで見たかった!テロリストと点子ちゃんと白玉さんがイイ味出してる。第26話:ラスト近くの女優の言葉が切ない。「…親って残酷」これ分かる気がする。
2019/04/28
菊蔵
昔大判のものを全巻もっていたがとっくに手元にはなく、昨日出掛けた先の古本屋で見つけ、たまらず購入。初めて読んだのは何十年も前だったが、その時より今の方がグッとくる話が多いのに驚いた。そして「少年は~」程読み込んではいなかったのでいい案配に忘れている箇所があり懐かしさと新鮮さに包まれて読み終える。本日は神楽坂で開催されたBOOK MARKETにて本の雑誌社さんから直接「吉野朔実は本が大好き」を購入する。厚いなあ、読んでない話もあるらしいなあ、とウキウキした気持ちになりつつも少し寂しく、切なくなっています。
2016/07/31
コリエル
偽指輪の送り主をスキップが探す話と、同一存在の双子を愛してしまった女の話が印象的。双子の話はここから長編のエキセントリクスへと発展したんだろうけど、あっちはちょっと難しい話だったな。
2016/04/06
tamako
「嘘をつかずに男を騙す方法について」「花の眠る庭」「ライオンタンポポ」「百合の吐息」「ピクニック」「レンタル家族」。スキップさん再登場して5人同時進行という伏線は回収。伏線、なのかな。うん、伏線。『百合の吐息』の残酷さは吉野朔実ならでは。
2024/06/23
読み人知らず
レンタル家族の話が好きだなあ。いいよねえ。家族に求めるものって案外そとがわの人たちのほうがわかってるかもな。してほしいと思ってることとほんとにしてほしいことはだいたい食い違うんだよなあ
2014/08/28
感想・レビューをもっと見る