真夜中のMidnight (小学館文庫 にA 13)
真夜中のMidnight (小学館文庫 にA 13) / 感想・レビュー
kanata
深夜はシンヤだったりミヤだったりとにかく多重人格者で、死んだ兄がミヤを乗っ取ってるのだ。母は息子を忘れたかったわけではなく、そうしないと生きていけないから。西さんのブラックってこういう感じなのか。やるせない。短編は三姉妹の自分が自分がと我を前面に出す屋敷に男が一人迷い込んでしまったホラー。わあ、こわい。
2017/10/29
ひかる
表題作はホラーですが、キャラの造形や表現はやっぱり西先生らしい作風だなあと思いました。同時収録されている「海辺の宝石」のコミカルだけど怖い感じが好みでした。
2015/02/28
ぽけっとふくろう
少しサスペンスでした。
2016/10/10
ハンギ
表題作はわりと良くある感じの少女マンガのように見えたけど、キャラクターの作りがすごいうまいなと感じた。キャラの造形と内面の間に隙がないように感じた。久しぶりのマンガだったからだろうか。娯楽作品かと思えば、人生に必要な事をちょっと出していたりして、なるほどなあと感心しました。それは僕の精神性が幼児っぽいからでしょうか、作中に出てくる四歳で死んだ兄が妹に取り付く、という荒唐無稽な話ですが、この近親的な愛憎は何かを表現しているとしか思えない。肉親への愛憎について久しぶりに考えさせられた作品でした。
2015/10/03
栄吉
★☆☆☆☆ いつもの脱力を感じる様な話しでは無く…。
2015/06/05
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