女神さまと私 (小学館文庫 はC 7)
女神さまと私 (小学館文庫 はC 7) / 感想・レビュー
九月猫
【にゃんこまつり2019】連載時に読んで単行本も持っているけど、文庫版も買っちゃうくらいお気に入り。とにかく貧弱で“けそけそ”した猫のライラが可愛い♡中身はなかなか高飛車な彼女の正体はエジプトの女神・バステト。英国貴族の箱入り娘イーディス、エジプト考古学研究員オタク気質の兄マーカス、研究室の教授ヴィンセント……ライラに見込まれた人間たちとライラの噛み合わないやり取りが楽しすぎる♪ロマンスがあまり進展しないところで終わってしまうのだけが残念!
2019/02/22
高宮朱雀
婚約破棄を機に世間を知らなくてはと仕事を始めたイーディス。そんな彼女の職場は祖父や兄が夢中になる一方で、自分の嫌って来たエジプト考古学の研究室だった。 出逢うべくして引き取ったバステトの化身•ライラによって、遺物への畏敬の念と共に、時代を超えた家族との強い繋がりが伝わって来て、その過程がとても温かい。 また、過去と現在との境界線に漂う何とも言えない浮遊感が良い。 ブルーロータスってどんな香りなのか興味が湧いた。
2021/11/19
miicha
癒しを求めて書店で衝動買い。上品で可愛くて読んでいて楽しかったです。もう少し続いて欲しかったような気もしますが、各々好きに続きを想像するっていうのもありかも。書店で「ふるぎぬや~」に全然遭遇できない(多分タイミング悪くて品切れてしまった)のでネットで注文したいです。
2017/01/04
れい
【図書館】面白かった!続けようと思えば続けれるところで終わってしまっている。古代エジプトものといえば、『王家の紋章』が有名だと思うけど、これもなかなか。ライラは美猫になれるんだろうか?
2022/08/29
芙蓉
大判の方でも読んでいるが文庫版の方も購入。波津彬子さんの作品ではずれはないなあ。死にかけの子猫をもらって育てているイーディス。イーディスの祖父や兄はエジプト考古学の研究が好きだがイーディスは嫌いである。子猫の名前はライラ。このライラがなんというかものすっごいみすぼらしいのだ(笑)裏表紙に描かれているけそけその毛をしている子猫がライラです。しかしこのライラ実はエジプトの女神さまである。波津作品特有の静かで不思議な雰囲気が素敵な作品。
2017/06/07
感想・レビューをもっと見る