ZERO 6 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 10)
ZERO 6 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 10) / 感想・レビュー
菊
ようやっと完結。後半へと物語が進むにつれ、ただでさえ難解なストーリがさらに輪をかけて難解になっていくし、少女マンガでこの作者のキレイな絵だからこそ読める、っていう、痛かったりエグかったりグロかったりする場面も多々増え、人を殺したり殺されたりも多いから、“12天”の仲間も1人減り2人減りしていって…そりゃ痛くて切なくて悲しくてやりきれなさばかりが募る、ってなモンだけど、そこをヘコたれずにここまで読み続けてよかった、って素直に思える、読了感サワヤカなラストでした。
2009/10/17
かゆ
それなりの……というか、想定内のラスト。結局「世界」は描ききれず、「セカイ」にとどまったってところか。一応それなりにはまとまっているとは思うが、いくつか拾いきれていないネタも見られた。そもそもPJが発動されると具体的に何がどうなるのか?というのがよくわからないままだったのが一番まずかろう。とりあえず、「(主人公の)少年の成長物語」として読むならば及第点ってところか。
2009/10/15
感想・レビューをもっと見る