凍鶴 (小学館文庫 かA 2)
凍鶴 (小学館文庫 かA 2) / 感想・レビュー
たまきら
日本で貧しい女の子が(公に)売られなくなったのは本当についこないだの事。そして、いつまたひどくなるかなんてわからない。けれど、やっぱり生きていかなくちゃいけない。そして、女の人生ってけっこう、すごい。男にこんなことできるか馬鹿野郎。そんなふうに思いながら読んだ思い出がある。また本棚へ。
2015/09/18
aof
「ザ・ビックコミック」な名作。 小さい頃、こっそり読んでドキドキしたときの空気感を思い出す。 でも大人になってせいせい読むと、疲れるな、上村一夫。読むのにエネルギーを使う本。 遊郭という甘美な響きと、一人の人間の人生が身体も含めて他人に使われてしまう苦しさが堪らず、読んでて疲れた。
2019/05/02
さおりんご
雑誌掲載時はもっと陰惨な描写が有ったが まるっと消えて直されている。 当時でさえ、とても収録出来ないと判断されたのだろうが。
2020/12/09
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