THE MOON (2) (小学館文庫 しD 2)
THE MOON (2) (小学館文庫 しD 2) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
前巻の続きである『連合正義軍の平和(後編)』と『湖底の黄金』の2編。水爆投下を目論む連合正義軍vsサンスウ君達とザ・ムーン。連合正義軍はザ・ムーンに対し、巨大猿アンドロイドをけしかける。ムーンの必殺技で勝利。連合正義軍にいたサンスウ君の先輩・流さんは切腹する(三島由紀夫がモデルか?)。水爆を四国に落とすと決めた未来様(無茶苦茶である)。ムーンは発射された水爆を掴んで遠くの海へ…。ここで憲法9条が出て来る。子供達でさえ核と戦うというのに。安倍晋三はこれを読め。『湖底の黄金』は少年物らしい内容。
2015/06/26
志摩子さん
正義を振りかざす人は信用できない。けれど、正義を信じない人は信頼できない。
2017/02/27
toiwata
漫画が描く「正義」は固有の「教条」を持たないために、かえって「理想」の的確な批判に成り得るという逆説。子供達の心情と狂信者の信念の対決が導く必然の結末。
2018/04/14
感想・レビューをもっと見る