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欅の木 (1) (小学館文庫 たD 2)

欅の木 (1) (小学館文庫 たD 2)

欅の木 (1) (小学館文庫 たD 2)

作家
内海隆一郎
谷口ジロー
出版社
小学館
発売日
1999-01-16
ISBN
9784091923028
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欅の木 (1) (小学館文庫 たD 2) / 感想・レビュー

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saladin

内海隆一郎の連作短編小説”人びとシリーズ”200編あまりの中から、谷口ジローが厳選した8編を漫画化した短編集。どれもイイが表題作が一番グッときた。落ち葉が迷惑だからと切り倒されようとしている庭木の欅を巡るお話。先の住人の”(周囲に住んでいる人間より)欅の方が先に住んでいたんです”や、退職してこちらへ移り住んだ主人公が欅を切るのを止めにしたことを告げた際の植木屋の親方の”そりゃよござんした。実はわたしも立木を切り倒すのが大嫌いでしてね”などのセリフが染みる。

2024/03/04

ヤス@私が犯人です

孤独のグルメとか神々の山嶺で有名な谷口ジロー先生の作画。原作は内海隆一郎先生の「人びとシリーズ」。文字通り人びとの出会いと別れを描いた短編小説を漫画化したもの。大きなドラマがあるわけでもなく、ただ淡々とした日々が描かれている。いろいろと忙しくて、本を読む気力がわかないとき、何となく読むのにピッタリな作品だと思います。

2023/12/25

coldsurgeon

心温まる短編集劇画。いい作品だ。

2011/04/25

愛敬 史

敬愛している内海さんの小説が漫画として読むことができる。僕は漫画をあまり読まないし、劇画も好きじゃない。しかし、この作品ではこの絵のタッチがぴったりで、作品が持つ人びとの温かな感情が伝わってくる。内海さんも、そして作画してくださった谷口ジローさんも心優しい人だからこそ、この作品は生まれたのではないだろうか、そんなことを思う。

2011/02/11

Yumikoit

しっとりじっくりと読める短編集。図書館から借りたマンガ。

2014/06/09

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