史記 全11巻セット (小学館文庫)
史記 全11巻セット (小学館文庫) / 感想・レビュー
Sumiyuki
一つの戦で20万人が死んだり、生き埋めにされたり、当時から中国にはそんなに人がいたのかしら。あまり事を性急に運ばず、長い目で進めていく視点は忘れずにいたい。
2021/06/13
徒生
史記は地名や人名がややこしいので、漫画だとやっぱり分かりやすい。物語の進行が淡々としていて三国志ほどのロマンは感じなかったが、人物の生き方、生きざまは全体を通して十分に面白い。ただ、孔子の記述が省略されてしまっていることが玉に瑕だ。
2016/01/30
えちぜんや よーた
最後の方にでてくる、宦官出身の中行説の話がおもしろいです。漢から匈奴に派遣されてものの見方がガラっと変わっているところが興味深い。
かなえ
やはりここから始めて正解。登場人物が多すぎるので、一度に把握しきれる訳もなく、ただ流れをざっと追っただけで初読は終わり。でも何度でも読み返してみたい。紀元前の時代から人の本質はあまり変わらないものなのかな。欲望の限りないこと。その一方で「忠」「義」に生きる人も多い。「命」があまりに簡単に(と書いていいのかは迷うところ)消えていくのには、消化しきれない部分も。ある程度把握できたら、ちくま学芸文庫で読んでみようかな。
2019/03/30
endlessdiscover
傑作である。何度も繰り返して読む本のひとつ。2000年以上前も今も人の営みは変わっていない。
2013/12/02
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