月光の囁き (4) (小学館文庫 きB 7)
月光の囁き (4) (小学館文庫 きB 7) / 感想・レビュー
きゃろる
『月光の囁き』 繰り返しでてくる“犬“、“変態“というワード。 普通に恋愛したい女の子と、生まれついての変態の男の子の話。 この世にはやっぱり、人間は二種類しか無いんですよね。サディストか、あるいはマゾヒストか。そのどちらでもないと感じているものは、自覚していないだけなんですよね。 純愛でないなんて誰が決めた?ただしく谷崎潤一郎の世界を漫画にした、究極のラブストーリーでした。 君のためなら死ねる 君の死ぬときはわたしが決めて“あげる“ 一方通行ではないこの思い
2024/01/01
儚俣
歪な青春ラブストーリー。その歪さ故に悲しいほどクリア。谷崎よりはまだ個人に固執してしまう感情を捨てきれないところが好き。
2015/09/30
ディストピア三太夫
久々に再読。やはり、とんでもない大傑作だと思う。ただ、結末は悪い意味で谷崎潤一郎を意識しすぎて、縛られてしまっているんじゃないかという気がして好きになれない。2巻くらいまでが一番好きだ。
2014/05/10
manami_k
一気に読了。何か…バタイユの「眼球譚」読んだ時のような、見てはいけないものを見てしまったような、何とも言えない気持ち悪さが…。2人はこれでいいのかもしれないけど…見てて辛い。読み終わってすぐ、これはずっと所有していられる自信ないなと思った。
2013/04/14
みきこ
こうゆうジャンルの中で、孤高な存在なんじゃないだろうか…
2012/12/24
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